橋本龍太郎氏の次男に続き、片山龍太郎氏の妻・片山さつき氏も総選挙出馬確定
2005年08月14日
前回、元首相橋本龍太郎氏の次男・橋本岳氏が総選挙に出馬することを投稿しました(総選挙に出馬する橋本岳氏(橋本元首相の次男)はIT通の普通のサラリーマン)。もう一人の龍太郎、カネボウ社外取締役片山龍太郎氏の妻も立候補が濃厚だという話を紹介します。その片山さつき氏は小泉首相から直々の出馬要請を受けたので、よほどのことがない限り断ることはないでしょう。 実を言うとこちらの場合は、妻のさつき氏の方が夫の龍太郎氏よりも有名かもしれません。 情報源は、片山さつき氏「身に余る光栄」です。
「家族とも相談したい」と回答を留保していた片山氏に対して、首相は「今回の選挙が日本の分かれ道になる。改革を続行しなければならない。改革のマドンナ、改革の旗頭として…」と力説。「“刺客”という言葉を使ったことは一度もない」と、「反対派つぶし」が狙いではないと強調した。
面談後、片山氏は「非常に胸を打たれた。われわれ官僚のトップは首相。その方からお話をいただけたのは身に余る光栄です」と“決意”を固めた様子だった。
すでにマスコミでも片山さつき氏は、女性キャリア官僚の花形として色々と紹介されています。今回はコンパクトにまとまっている『美人財務省官僚が1億円ボロ儲け、夫マルマン元社長』から引用します。
東大法学部在学中、“ミス東大”になり、昭和57年に大蔵省(現・財務省)に入省。主税局調査課に配属され、人事院の国費留学生としてフランスの高級官僚養成機関『国立行政学院』で学んだ。その後も証券局でインサイダー取引、関税局ではウルグアイ・ラウンドを扱った。
平成8年には住専処理を進めるため、新設された銀行局の住宅金融再建処理管理機構別室の室長に就任。翌年には、金融機関の不良債権処理を促進する債権等流動化室の室長に起用された。同室長時代には不良資産の証券化に取り組み、10年の特別目的会社法成立にこぎつけた。
「昨年7月、女性初の主計官となったが、自衛隊削減をめぐり、『災害派遣は警察と消防に任せればいい』『潜水艦なんて時代遅れなものは必要ない』などと発言したことで、物議を醸した」(財務省関係者)。現在は国際局開発機関課長を務めている。
私生活では、昭和61年に当時、東大助教授だった舛添要一氏(現参院議員)と結婚するが、平成元年に離婚。翌年9月、片山龍太郎氏と再婚した。
この記事の最後に登場した、片山さつき氏の現在の夫龍太郎氏の経歴は次のようなものです。簡単に言えば、自分の会社マルマンを再建した御曹司が、その再生実績を生かすべく産業再生機構に転身したということでしょう。
- 昭和32(1957)年 生まれ
- 昭和55(1980)年 慶応義塾大学経済学部卒業
- 昭和63(1988)年 ハーバード大学経営大学院修了
- 平成 1(1989)年 マルマンゴルフ(株)取締役
- 平成 6(1994)年 マルマンゴルフ(株)社長
- 平成 7(1995)年 (株)マルマン社長
- 平成13(2001)年 マルマンゴルフ(株)会長
- 平成15(2003)年 (株)産業再生機構執行役員マネージングディレクター
- 平成16(2004)年 カネボウ(株)取締役(社外)
この片山龍太郎氏が社外取締役を務めるカネボウのスポンサー企業の第1次入札が、15日に実施される予定です。最終的には花王が当選確実の最有力候補とされて、大型案件の割にはいまひとつ盛り上がりに欠けていたのが今回の入札です(できレースと噂される産業再生機構のカネボウ入札に参加する各社の思惑)。
カネボウ・ブランドを加えても、それほど製品ラインナップ強化につながることが見込めない業界最大手の資生堂からは入札の予定はなさそうです。一方、ブランド強化に関心があるものの、資金面に不安のあった業界3位コーセーは、有力ファンドと組むことで入札に参加します。(カネボウ買収、コーセーが日興系と連合交渉)。
産業再生機構下で再建中のカネボウとカネボウ化粧品の買収で、コーセーが日興プリンシパル・インベストメンツと企業連合を組む方向で交渉に入ったことが 13日分かった。投資銀行大手の米モルガン・スタンレーや米化粧品大手のレブロンも応札を検討している。年末にも予定される最終選定に向け、化粧品・金融を軸にした合従連衡の動きが加速しそうだ。
コーセーと日興プリンシパルは15日に実施される1次入札に共同で参加する見通し。カネボウの高級化粧品ブランド買収に意欲を示すコーセーは、日興プリンシパルに資金面やカネボウの日用品事業などに興味を持つ企業の紹介などを期待しているとみられる。
もし、コーセーがカネボウを傘下に収めることになれば、一気に資生堂を抜いて業界トップに躍り出ることになります。カネボウのスポンサーが本命花王になるのか、それとも対抗馬のコーセーになるのか? どちらの手に渡るにせよ、産業再生機構が狙っているのは上場廃止となってしまったカネボウ株の1日でも早い再上場でしょう。
カネボウは東証によって上場廃止が決定された時点で、11万人を超える株主がいました。個人株主の多くは、再生企業の支援先企業が上場廃止になることはないと信じてカネボウ株を保有し続けてきた経緯があります。それが再生機構の要請にも関わらず、上場廃止になっていまい、機構の面子が丸つぶれになったわけです(東証「規律」を重視 カネボウ上場廃止)。
株式の上場と言えば、片山龍太郎氏がマルマン株を上場した時に、妻の片山さつき氏が1億円近い値上がり益を得たことが憶測されています(美人財務省官僚が1億円ボロ儲け、夫マルマン元社長)。
エリートの財務官僚として国家の中枢を担うさつき氏。夫の龍太郎氏も、マルマン社長を退いた後、産業再生機構執行役員に転じ、再生機構の支援を受けているカネボウの社外取締役も務めており、民間人とは言いがたい立場だ。
このため、兜町関係者は「法律上は問題ないでしょう。でも、企業再生関連の株で儲けたとなると、李下に冠を正しているような印象はぬぐえない」と話している。
片山さつき氏は21日、財務省広報担当者を通じて、T・ZONEホールディングス株について「現在保有しているかどうかは個別の問題なのでお答えを控えたい」と回答。マルマン株を取得した経緯には、「夫に聞いてほしい」とした。
夫の龍太郎氏は同日、「4年前、事業を譲渡する際、投資ファンドから『リスクをとってほしい』と出資をもちかけられたが、手持ちがなかったので、家内が出資した。その後、2人とも忙しかったので、株式交換は記憶になく、株価の推移も気にしていなかった。株は売却していないが、儲けが1億円以上と聞き、青天の霹靂(へきれき)だ」と話した。
この記事を読む限りでは、片山夫妻の行為はインサイダー取引等の法律上の問題に抵触する可能性は全くないは明らかでしょう。しかし、片山さつき氏が総選挙に出馬することになれば、このような話でもマイナスイメージになることは間違いありません。才色兼備に加えて億万長者の風評も加われば、まさに「超勝ち組」です。庶民の反感を招く可能性も大ですね。
なお、妻が1億円近く儲けているわけですから、マルマンの創業家である夫の片山龍太郎氏がその数倍から数10倍の利益を得ていると考えるのが普通でしょう。ある意味それも、旧マルマンをリストラして投資ファンドに売却した龍太郎氏の手腕のなせる業ということでしょうか。
カネボウの取締役である片山龍太郎氏への期待は、同様の手法でカネボウをなるべく高額で入札企業に売却して欲しいということに尽きます。再生機構はすでにカネボウの再生に4000億円を超える血税を投入しているわけですから。カネボウの株主ではない私にとっては、株式の再上場の話はどっちでもいいことですが....
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