その後の佐藤ゆかり情報 大手マスコミも沈黙、真相は闇の中へ
2005年09月06日
先週の週刊文春の『佐藤ゆかり「不倫メール」500通』以降、大手マスメディアからのこれをフォローするような記事は出ていません。かろうじて出て来るものといえば、文春記事の引用が中心で、目新しい情報もほとんどありません。情報がなければ探したくなるが人情というものです。昨夜調べたTechnoratiの「過去12時間で最も検索された話題」のトップには、「佐藤ゆかり」が張り付いたままでした。
この影響をモロに受けて、検索エンジン経由でこのブログに来た人が使ったキーワードのランキングのトップも、とうとう「佐藤ゆかり」になりました。アクセス数が増えることは、管理人としては大歓迎です。しかし、こうも総選挙関連のキーワードばかりが上位を占めるようなると、一応マーケティングを中心としたビジネスブログを売りにしている建前上、これでいいのかという、複雑な心境でもあります....
マーケティングの基本はマーケットのニーズに応えることです。情報を欲しがっている人がいれば、それに応えるのもマーケターの使命でしょう。そう思い直して、佐藤ゆかり氏に関する続報を投稿することにしたました。
とりあえず、月曜発売のサラリーマン向けの週刊誌「週刊ポスト」「週刊現代」の2誌を調べました。調べたと言っても、書店で立ち読みした程度ですが。その結論は、「投票日までは、佐藤ゆかり氏の不倫メール問題は、テレビで扱われることはない」ということになりました。以下がその結論に至った理由です。
■自民党本部は、この問題がテレビで扱われるようになれば報復措置も辞さない覚悟。
週刊文春の記事は、発売日の前日のゲラ刷りの段階で、自民党本部も入手しています。当然自民党全体に不利な内容なので、後追いするようなTV局が出れば、報道の中正公立に反するという理由で、断固たる処置をとることを決定したようです。断固たる処置とは、自民党関係者による、該当TV局への出演ボイコットを指します。
かつて民主党有利の取扱いがあったとして、自民党はテレビ朝日の「ニュースステーション」への出演を拒否したことがあるので、まんざら脅しでもないでしょう。特に今回の選挙では自民党への支持も、かつてない盛り上がりを見せています。そのような状況で、自局の報道番組への自民党関係者の出演がなくなれば、視聴率的にも大打撃であることは、間違いありません。
前回ボイコットをくらったテレビ朝日の開票速報番組が選挙ステーションで、キャスターは古舘一郎です。一方、TBSテレビは、テレ朝と袂を分かった久米宏が筑紫哲也とタッグを組みます。テレ朝としては、この直接対決に負けることはできません。そうなれば、つまらないワイドショーネタで、自民党の機嫌を損ねたくないというのが本音です。事情は他局もほぼ一緒でしょう。したがって、テレビによって不倫問題がフォローされることは、まず期待できません。
■佐藤氏本人も、原則としてNHK以外のインタビューには出演しないことを決定。
週刊文春の記事が出た以降は、佐藤ゆかり選対本部でもマスコミへのガードをより一層強化しています。一説によれば、候補者本人のインタビューは、NHKしか受けないことにしたとさえ伝えられるほどの徹底振りです。この時期マスコミに登場できないのは、想定外のマイナスにはなりますが、不倫問題が再燃するよりは安全という判断です。
なお、テレビ以外のマスコミへの対応は、「候補者の個人情報につきノーコメント」の一点張りです。しかし、この種の不名誉な記事が出ると、お決まりのような「まったくのデマなので、名誉毀損での告訴を検討中」といった、踏み込んだ反論まではありません。それだけ記事内容が事実に近いのかもしれません。結局、短期決戦なので下手にこれ以上をコトを荒立てるよりは、ダンマリを決め込んでやり過ごす作戦でしょう。
■佐藤氏選対本部は、一部で報道された「選挙後には本人の口から説明する」という噂を全面否定。
今後、佐藤ゆかり氏本人から不倫メールに関して弁明があることはないでしょう。それは、本人が当選しても、落選しても変わらないと思います。落選すれば、また完全な私人の立場にもどるわけなので、それこそ個人情報について説明する義務は全くなくなります。
当選した場合は、有権者からの信任を受けたことになるので、この種のいいかげんな疑惑に答える必要はもうない、という論法になるはずです。よくある当選すれば、ミソギが済んだとして、過去は全てリセットというやつです。
なお、文春のゲラを読んだ小泉首相の発言は、「比例1位なんだから、落選の心配もないだろう」というノー天気なものだったと伝えられています。この記事が急増マドンナ候補全体に対する不信感を増幅することにつながるのでは、といった発想はありません。つくづく全体を考えることができない人です。そんな小泉首相が、選挙の争点を郵政民営化法案への賛否だけに絞ったことも、象徴的なことに思えます。
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【おまけ】
自民党の佐藤ゆかり氏に対する信頼は「不動」ということでしょうか?
ただの無責任な方言と考えた方がよさそうなです。
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