藤野真紀子氏は元祖カリスマ主婦マーサ・スチュワートには比ぶるべくもない
2005年11月02日
居並ぶマドンナ刺客の中でいまひとつ影の薄い印象なのが、料理評論家の藤野真紀子氏です。唯一注目を集めたのが、チャリティー講演会と料理のトークショーにために本会議を欠席して、武部幹事長からお灸をすえらたことぐらいですから、決して名誉なことではありません(藤野真紀子氏に集中砲火)。
藤野氏の影が薄いと考えてしまうのは、私が男性だからかもしれません。主婦層の間では「カリスマ主婦」としての人気が、結構高いことも考えられます。そんな藤野真紀子氏に関する記事が、今週発売の週刊AERA『セレブ主婦永田町へ行く』(2005年11月7日号 p.65-69)に掲載されました。最近特に女性読者を意識した記事が増殖する傾向にある、AERAらしい記事です。
結論から言えば、この記事を読んでも彼女の選挙スローガン「料理とは政治」という意味が、まったくわかりませんでした。但し、藤野氏が今日の料理研究家としての名声を獲得するまでには、想像以上に努力を重ねていたこと、タフな神経の持ち主であることは理解できました。お嬢様が軽い気持ちで始めた菓子作りが、たまたま時流にマッチしただけということではありません。
しかし、料理研究家としての道を邁進するには、かなりの代償があったようです。仕事を最優先してきた結果、家族生活も犠牲になっています。特に多感な時期にあった2人の娘との関係には、完全に成人した今でもしこりを残しています。「料理と家庭の両立」がかなわなかったのは明らかでしょう。
こうした事実から考えると、いま藤野氏が掲げている「料理と政治の両立」も、その実現が危ぶまれてきます。本会議をパスするくらいですから、同氏の優先順位の一番が料理にあることが、当選後も全く変わっていないということでしょう。
カリスマ性の希薄な日本版「カリスマ主婦」の話題はこれくらいにして、本家カリスマ主婦 マーサ・スチュワートに関する最新情報をお伝えすることにします。インサイダー取引がらみの有罪判決を受けても、あえて上告することなく服役することを選んだのが、米国のマーサ・スチュワートです(日本ではマーサ・スチュワートやマイケル・ミルケンのような復活劇は不可能?)。
5ヶ月間に及ぶ獄中生活、その後の自宅での拘禁生活を経て、ついに本格活動を再開しました。情報源は、『本格復帰、カリスマ主婦、人気根強く――株価は安値圏』(2005年10月28日 日経流通新聞MJ 21面)です。
スチュワート氏は5カ月間の服役刑期を終えた3月4日未明、収監先のウエストバージニア州の女性専用刑務所からポンチョをまとって姿を現した。囚人仲間から贈られたこのポンチョが話題となり、早速商品化してインターネットで発売するや売り切れるほどのヒットになった。
出所後の自宅拘禁も解けて、9月中旬にはNBCテレビでレギュラー番組も2本スタート。「カリスマ主婦」ぶりを発揮する平日午前のスタジオ公開番組「マーサ」と、一般公募した入社希望者を毎回一人ずつ切り捨てていくボス役を演じる「ジ・アプレンティス(見習生)」だ。
さらに10月に出版したハウツー物のビジネス書が売り上げランキング上位に入るなど、スチュワート氏を巡る話題には事欠かない。
米国社会を闇雲に礼賛するつもりはありませんが、マーサのように悔い改めさえすれば敗者復活ができる環境はすばらしいものです。しかし、マーサが創業したマーサ・スチュワート・リビング・オムニメディア(MSO)の業績は、依然低迷を続けています。今後同社のビジネスを復活することに成功できれば、「カリスマ」の称号に本当に値することになるといったところでしょうか。
マーサとは違って、懲役2年の実刑判決を不服として即時控訴したのが鈴木宗男氏です。控訴中とはいえ、地元北海道での人気は根強く、首尾よく衆議院議員に返り咲くことができました。留学中の米国から急遽帰国して、応援演説に加わった娘の活躍が大きかったというのが、もっぱらの噂です。娘の方がカリスマ性があるのかもしれません。
この鈴木氏の復活に戦々恐々としている外務省が作ったのが、いわゆる「鈴木宗男対応マニュアル」です。 そのマニュアルを鈴木氏本人が手に入れました(鈴木氏「対応マニュアル」、本人に郵送)。
新党大地代表の鈴木宗男衆院議員は1日、国会内で記者会見し、外務省が鈴木氏について作った「対応マニュアル」を、本人に郵送してきたことを明らかにした。文書は「秘」文書の扱いだったが、鈴木氏の求めに応じ、「秘」指定を解除して公開された。
文書は「鈴木宗男衆院議員からの依頼等に対する対応ぶり」。A4判2枚で「積極的に説明に行くことは原則しない」と指示。会食などを強く求められた場合は「上司等と相談した上で回答させていただきます」と答えるよう指導している。
鈴木氏は会見で「内容は明らかに私を忌避するものだ。外務省がこのマニュアルのラインで対応するならば、私は私なりの信念と手法で国益増進のために努力していく」と語った。
わざわざ丸秘扱いにした割には、その中身は平凡そうな感じで、若干期待を裏切られました。しかし、丸秘扱いにしたマニュアルの存在がバレた時点で、外務省側の負けでしょうね。今後は、宗男氏が外務省をどこまでネチネチと責めつけて行くかが、面白そうです。
今回はまとまりがない投稿になってしまったので(いつもか?)、もう1人のお騒がせ議員先生に関する内容は、別投稿にします。
★恐縮ですが、『人気ブログランキング』を クリック してください。
| マーサの成功ルール | |
![]() | マーサ・スチュワート 槙原 凛 トランスワールドジャパン 2006-08 売り上げランキング : 81010 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| The Martha Rules: 10 Essentials for Achieving Success as You Start, Build, or Manage A Business | |
![]() | Martha Stewart Rodale Pr 2005-10-11 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| それでも私はあきらめない―元・カリスマ主婦社長の転落から復活まで | |
![]() | 笠松 ゆみ ポプラ社 2005-10 売り上げランキング : おすすめ平均 ![]() 人間だから、人間としてAmazonで詳しく見る by G-Tools |






コメント
確かに、おっしゃる通りで彼女にいれた国民は、今一度胸に手を当ててよく考えてみて欲しいですね。どう考えても、政治で必死にやるとは思えないですから。
Posted by: ワンクリックしておきました! | 2005年11月03日 03:38