人件費の長期固定化を避けたければ、いまや経営幹部もレンタルする時代
2005年11月18日
昨日、CEO以下の経営幹部を新聞公募したファーストリテイリングの話を紹介しました(一部上場企業ファーストリテイリング経営幹部も自民党候補者も公募する時代)。自社で採用しなくても、今や経営幹部を期間限定で借りる時代にもなっています。 情報源は、『ヒューマン・アソシエイツ、経営課題ごとに期間限定、幹部をあっせん』(2005年11月17日 日経産業新聞 18面)です。
人材紹介のヒューマン・アソシエイツは、期間限定で経営幹部を企業にあっせんする事業を今月下旬から始める。合併や事業部門統廃合などに伴い、当初の数カ月や数年間だけ役員や幹部級の人材を必要とする企業が対象。条件に合う人材に業務委託する形で、職務に当たらせる。
ヒューマンは自社で抱える経営幹部中心の登録者から、企業の条件に合う人材を選定。先方の了解を得て、受託した業務に就かせる。期間は案件ごとに決めるが、進ちょく状況により変更も可能。料金は部長級以上の人材で1カ月150―300万円程度になる。
現在、同社は約千社に人材を紹介している。従来の人材紹介では経営課題が解消した後も人員が残り、紹介先が処遇に困るなどの問題があった。「経営課題ごとに期間を区切ってほしいとの要望が多かった」(関谷裕之取締役)という。
「経営トップ・管理職の契約業務紹介」という内容でセミナーを開き、利用企業を開拓。初回は今月25日に東京都内で開く。2007年3月期に利用企業30社程度、部門売上高で1億5000万円を見込む。
サッカーのレンタル移籍のようなものでしょうか。年間料金を計算すると、1800万円から3600万円かかることになるので、かなり高額な費用です。派遣されるのは、まさにプロフェッショナル・マネジャーとしての資質を持った人でしょう。一方、このクラスの費用を払えるのは、中規模以上の企業ということになりそうです。本当にこの種のサービスのニーズがあるのでしょうか?
2007年3月期の売上目標1億5000万円をブレークダウンすると、2006年1月から2007年3月までの15ヶ月間で、月間平均1000万円の売上になります。かなり強気の見込みのような感じがしますが、果たして目論み通りにいくのでしょうか?
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