ネットで見つけた噂:ライブドア強制捜査タレコミとディズニー次期会長
2006年01月24日
怪しいものから、もっともらしいものまで、ネットの世界では日々噂話が流れています。今回は、プロのジャーナリストが書いた噂に関する記事を紹介します。1つ目は、『ライブドアへの強制捜査にからんでのうわさ話です。
ある全国紙記者の話。「フジテレビと産経新聞は昨年春にニッポン放送問題が和解で決着してからも取材班を解散せず、ライブドアの不正を追い続けていた。その中で今回のライブドアマーケティングをめぐる疑惑をつかみ、司法クラブ記者を通じて東京地検にネタを持っていったという話が出ている」
その噂話の出所は明らかではないが、地検がらみのこうした大事件が起きると、必ず「地検はどこからネタを引っ張ったのか?」という話題になる。地検や警視庁捜査二課が手がける経済犯罪捜査では、新聞やテレビが当局にネタを持ち込むのは決して珍しいケースではない。
テレビ業界関係者の証言として、以下のような話もある。「年末のパーティーでフジテレビの役員に会い、『ライブドアとの提携を進めるのはたいへんなんじゃないですか』と水を向けたところ、フジテレビの役員は『われわれはライブドアへの監視の目はゆるめていないですからね』と話した。何か含みのある発言に聞こえた」
この後には、今回の強制捜査の報道に関して日経と産経の2紙が、他をリードしていたとの解説が続きます。
ところで、この記事を書いているのは、元全国紙記者で現在フリージャーナリストの佐々木俊尚氏です。そう考えると、業界の内情に通じた人間ならでの記事という感じがします。
しかし、仮にもプロのジャーナリストが書いた記事としては、単なる業界裏話の披瀝だけで終わっているのが残念にも感じられます。もう少し背景事情も含めた、踏み込んだ解説が欲しいところです。
例えば、なぜフジサンケイ・グループは、ライブドアの不正を暴こうと躍起になっていたのか? この噂が本当だったとすれば、両社の和解は世間を欺く「偽装結婚」だったのか? 面白い記事に仕立てる材料は、いくらでもありそうです。
さらに、本日フジテレビはライブドアとの業務提携を白紙に戻し、あわせて損害賠償請求訴訟を検討中であることを発表しました([フジテレビ]ライブドア株、売却制限の契約失効と発表)。偽装結婚をご破算にして、おまけに慰謝料も請求するつもりです。
フジテレビはこのような展開まで想定して、ライブドアを刺したのでしょうか? それとも堀江元社長の逮捕という当初予想した以上の結果を迎えたので、これに乗じて一気に片をつけようと考えたのでしょうか?
この噂話が本当だとすれば、万事フジテレビに好都合に運んでいるように思われます。そこら辺の突っ込んだ解説を、プロのジャーナリストの人には書いてもらいたいと思います。
また今回の事件が、現在進行中の楽天とTBSの提携交渉に与える影響についても、誰が書いてほしいものです。これを機会に、元々乗り気でなかったTBS側は、楽天のあら捜しに精を出すようになるのでしょうか?
品行方正な三木谷社長のことです。ライブドアのように法律に触れるようなことは、決してしていないでしょう。しかし、M&Aを繰り返して、急速な勢いで組織を拡大してきたのは、楽天もライブドアも同じです。三木谷社長の目の届かないホコロビがあったとしても、決して不思議ではありません。TBSが本気で叩けば、ボロが出る可能性もゼロではないと思います。
素人の予想としては、TBSは提携交渉の進捗をますます遅らせる作戦に出ると思います。そうなれば、三木谷氏の焦りはさらにつのることでしょう。また、これとは反対に、ライブドアの事件を三木谷氏が利用するという見方もできたりします。
振り上げた拳の下ろし所を探していた三木谷氏が、今回の事件を口実にして、TBSとの交渉の白紙撤回を提案するかもしれません。時期尚早という理由です。こういう形での終息であれば、TBS、楽天ともそこそこ面子を保つことができますし。
このように素人のブログでは、妄想を適当に書くことができるので気楽です。おそらくプロのジャーナリストともなると、簡単に憶測を書けないのでしょう。そうだとしても、単なる噂話の紹介以上の内容を期待するのは、読書としては当然です。
2つ目の噂話は、もう少しスケールの大きい、「ディズニーの次期会長はS・ジョブズ?」です。これも到底実現しそうな話とは思えませんが、噂話が好きなのは万国共通という証拠でしょう。興味のある方は、本文をお読み下さい。
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