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バブル期以来の採用ブームを追い風にしたリベンジ転職は正しい選択か?

2004年08月31日

先日、企業業績の回復に伴い、企業側の採用意欲も上昇基調にあることを投稿しました(ひさびさの転職マーケットの回復にヘッドハンターが警鐘を鳴らす)。今週発売の『AERA』にも、関連記事「大求人到来 賢い選択 バブル期以来のブームが来た」が掲載されました。この記事のタイトル「バブル期以来のブーム」が本当だとすれば、失われた10年間分の時間を逆戻りするほどの勢いがあることになります。

人材紹介会社リクルートエイブリックに寄せられる求人数も、ほとんどの業界で、今年度に入って急増している。まさに「大求人時代」に入った。
人材紹介会社アイ・ピー・シー(IPC)の武谷広人氏はこう指摘する。「これまで採用を抑えてきた反動と、景気の回復を追い風として、現在の盛り上がりはバブル期以上です。全業界にわたって求人熱は今までにないものがあります。牽引役は自動車をはじめ、電機、機械。一部の大手メーカーなどは全国から人をかき集めているような状況になっています。」

「氷河期」が続いていた新卒の就職戦線でも今春は、3年ぶりに回復感が強まった。朝日新聞社が主要100社を対象に行った05年春の新卒者採用計画調査でも、29社が04年春より「増やす」(前年22社)とし、「減らす」は3社(同15社)に留まった。

現在の好環境を象徴するキーワードが2つある。「リベンジ転職」と「第二新卒」だ。「新卒の時には行けなかったような有名企業、大手企業への転職が可能になっている。それがリベンジ転職。また、最も企業が採用したがっているのが入社3、4年目以内で転職を志す第二新卒者層。この層を戦略的に採ろういう企業が増えています」(リクルートエイブリック)。

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ビジネスマン必須のスキル「論理的思考法」を体得するための参考書籍

2004年08月30日

サイトタイトルに『実践ビジネス発想法』という名前を掲げながらも、発想のヒントになるようなものが、なかなか思いつきません。とりあえず、最近のビジネス関連の近刊の中から、論理的思考法(ロジカル・シンキング)を身に着けるのに役立ちそうなものを紹介して、お茶を濁すことにしました。


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ロジカル・シンキング入門 ロジカル・シンキング入門 日経文庫
茂木 秀昭 (著)
論理的に考えたり表現したりすることは、訓練次第でだれでもできるようになります。問題解決、意思決定、企画立案など、ビジネスの現場で具体的にどう役立てるかがよくわかります。実際のビジネス・シーンに即した例題を数多く掲載しています。日常生活でどのようにロジカル・シンキングの力を鍛えたらよいかも紹介しています。
頭のいい人の思考プロセス―すぐに使える、図と論理の問題解決スキル 頭のいい人の思考プロセス
―すぐに使える、図と論理の問題解決スキル

リサ・J. シェインコフ (著), Lisa J. Scheinkopf (原著)
ベストセラー『ザ・ゴール』の制約理論から進化した、問題解決の最強メソッド「思考プロセス」を、共同開発者の一人が平易に解説。問題の核を見つけ出す『現実問題構造ツリー』、あらゆる対立を解消する『雲』、実行すべきことを導く『移行ツリー』、実行の道すじを決める『前提条件ツリー』、未来を予測する『未来問題構造ツリー』。この5つのツールをマスターすれば、必ず的確な改革、確実な儲けがもたらされるのである。

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ひさびさの転職マーケットの回復にヘッドハンターが警鐘を鳴らす

2004年08月30日

好調な業績を受けて、日本企業の中途採用の意欲が高まっています。転職希望者の中には、何年ぶりかの待ちに待った「売り手市場」の回復を期待するむきもいるようです。その辺の事情を、2004年8月28日の日経新聞朝刊5面『月失業率、半年ぶり上昇――「転職希望→短期失業」広がる』から紹介します。

7月の完全失業率は4.9%と6カ月ぶりに悪化した。景気回復下で失業者数を押し上げる主因になったのが「転職」だ。仕事を変わるための「自発的失業」が増え、新たな職が見つかるまでの「短期失業」の割合が高まっている。

短期失業者の中心は転職を求める30歳前後の男性とみられている。7月に新たに自発的に仕事をやめた107万人のうち、25~34歳の男性は約25万人で前年比6万人増えた。在職中の新規求職者も7月は2.0%増えるなど増加傾向が続いており、「景気回復を見込んだ転職希望者は今後も増加が予想される」(厚労省)。

このような転職マーケットの回復を受けて、転職紹介業界関係者も久々に活気づいてきました。転職関係の書籍も書店の店頭に増えはじめました。普通はこの機会を逃さないようにと、希望者に対して熱心に転職を勧めるのが、ヘッドハンターというものです。しかし、著名なヘッドハンターの縄文アソシエイツ・古田英明氏は、近著の中で安易な転職を強く戒めています。

「もうこの会社やめたい」と思ったとき読む本 「もうこの会社やめたい」と思ったとき読む本
古田 英明 (著), 縄文アソシエイツ (著)
どんな職業を選び、そこでどういう仕事をするかということは、自分の生き方と密接に関係してきます。そして同じ働いていくのならば、「本物の人生」と出会うための仕事をしてほしい。本書では「本当の幸福が感じられる仕事に向かうためのヒント」をできるだけたくさん紹介している。

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ビジネス戦略では、達人志向よりも美人志向の方が有利な場合もある

2004年08月29日

引き続きビジネスがらみの女性ネタです。今回は、男性諸兄のお好きな「美人」ついての話です。情報源は、2004年8月26日の日経新聞夕刊21面『履歴書、会話、メール、美人百花繚乱、センスきらり』。

履歴書美人、会話美人、メール美人……。最近、ちまたには「○○美人」という言葉があふれ、百花繚乱(ひゃっかりょうらん)の感がある。ちょっとした心遣いや工夫をすることで、ワンランク上のセンスを身に付けた女性のことを指すらしい。背景には、自分磨きへの欲求が高まったことなどがある。

外資系テレビ局勤務で「ゼロからのMBA」の著書がある佐藤智恵さん(34)は、華麗な経歴を持っているところから友人や知人に「履歴書美人」と呼ばれる。大学卒業後、放送局に入局した佐藤さんは「留学したい」との思いから一念発起して米コロンビア大学で経営学修士(MBA)を取得。資格を生かし、外資系コンサルティング会社を経て、今の会社にヘッドハンティングされた。

「履歴書美人」は、履歴書はすばらしいが中身が伴わない人という意味で使われることもあるようだが、佐藤さんの場合は名実ともに成功したケース。夢を実現した彼女に対し、友人たちは尊敬を込めて「履歴書美人」と呼ぶ。

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非婚化・少子化が進み、ビジネスの中心は独身女性マーケット

2004年08月27日

近頃目にする新聞、雑誌は女性のライフスタイルに関する話題ばかりのような気がします。その背景には、子供を生まない女性の増加による少子化の問題や、結婚よりも仕事を選ぶ若者の増加の問題があります。2004年8月26日の日経新聞朝刊1面『ケッコン?なぜ?いま?(未知なる家族)』でも、非婚化現象をとりあげています。

内閣府の調査では「結婚する、しないは個人の自由」と考える人の割合が男女とも7割。20代、30代では9割に達する。結婚は「必ずするもの」から「選ぶもの」に変わった。婚姻数の減少には底が見えない。2003年は74万組で、過去最高だった72年の7割。2015年には40万台まで減るとの予測もある。少子化や意識の変化で結婚が減り、減る結婚で少子化に拍車がかかる。

女性の意識の変化を追い続けているのが「Yomiuri Weekly」です。今週号では、前回の特集『女40歳1000人を大追跡調査「Hanako世代」の10年』に引き続き、第2弾の特集を組んでいます。

結婚や出産を選択しない独身女性は、余った時間とお金を自分への投資へと振り向けることになります。この20代から30代の女性マーケットを積極的に開拓しているのが、出版業界です。出版業界のビジネス戦略を、2004年8月25日付けの朝日新聞朝刊27面『「お仕事ガール」狙い雑誌続々』が詳しく解説しています。

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知財立国ジャパンでは一般ビジネスマンも基礎的な法務知識が求められる

2004年08月26日

知的財産権に関するニュースを、毎日のように耳にする機会が増えてきました。記憶に新しいところでは、プラズマ・ディスプレイの基本特許侵害で富士通が韓国のサムソンを訴えました。また、青色発光ダイオードの中村修二教授の発明特許報酬を巡る裁判も、企業側の知財に対する意識を改めさせる結果になりました。これらの事件の背景には、国際競争力を維持するために、知財立国の確立を目指す日本政府の政策的意図があります。今週発売の週刊東洋経済でも13ページわたって、日本企業の知財戦略に関する特集記事が組まれています。

こうした官民をあげての積極的な取り組みのおかげで、日本の国際特許出願件数も大幅に増加する傾向にあります。以下は、8月24日付けの日経産業新聞3面の記事『WIPO2003年版ランキング――特許の国際出願で3位、松下、量的拡大戦略奏功』です。

世界知的所有権機関(WIPO)による国際出願件数の2003年版企業ランキング(確定値)では、大手電機メーカーをはじめとする日本勢が上位に入った。松下電器産業(3位)とソニー(5位)のように上位5社に複数の日本企業が入ったのは初めて。企業活動のグローバル化に伴い日本メーカーの国際出願意欲が高まっていることを示している。

このうち、前年の6位から5位に順位を上げたソニーは、「FTA(自由貿易協定)を結ぶ動きが世界的に活発化している。出願した後、実際に特許を取得する国を決められる国際出願制度の利点は大きい」と見ている。世界各国が築く“経済圏”の動向を眺めながら、自社に有利な特許戦略を進めていく作戦だ。 実際、2001年から2003年までソニーの特許出願は毎年1500件程度だったが、このうち国際出願が急増。国際出願件数は2002年には前年の約400件から倍増、2003年も822件に増えている。

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オタクの聖地の次はリトル・インド、いまや秋葉原はビジネストレンド最前線

2004年08月26日

秋葉原はいまや最先端のビジネストレンドを知るには、欠かせないスポットとなりました。国外でも「AKIBA」の名前は有名で、先日来日した「冬ソナ」のパク・ヨンハも、iPOD をいち早く秋葉原で購入したと、インタビューで答えていました。今度は、インド人のIT技術者の襲来のせいで、アキバがリトル・インド化する兆候が見られるそうです。その辺の事情を8月26日付けの日経流通新聞MJ20面の記事『アキバに「リトル・インド」――客も店員もヒンズー語』からご紹介します。

東京・秋葉原の電気街の一角に、「リトル・インド」ができつつある。国内で急増するインド人IT技術者が仕事用のパソコンや故国への土産のデジタルカメラなどを求め、英語やヒンズー語が通じたり、インド人店員がいる店に詰めかけているのだ。電気製品を購入するだけでなく、店員や客同士が仕事や暮らしの情報交換をする場にもなっている。外国人客の多数を占める中国系観光客に比べればまだ地味な存在だが、玄人客が多いインド人はアキバの重要なお得意さんになりそうだ。

週末、JR秋葉原駅前にある宝田無線電機本店の入り口に、頭にターバンを巻いたデリー出身のディーパック・シンさんが立つ。彼をみて入店したのは、これもインド系らしいビジネスマン風。「へえ、バンガロールから来たのですか」と語りかけるシンさんに、「日本企業から受託したソフト開発プロジェクトに参加するためにね。英語OS(基本ソフト)付きのパソコンはある?」と男性。やり取りはヒンズー語だ。

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いかにも女性向けの携帯を買って、シニア向けのマーケティング戦略を考える

2004年08月26日

携帯電話を換えました。今回は機種変更だけでなく、キャリアごとドコモからAUへの変更です。そうなると、当然電話番号も変更しなければならないことになります。ビジネスの連絡用にも使っていることを考えると、若干の躊躇はあったのですが、思い切って決断しました。この際、どうでもよい相手には、新しい番号を教えないことで、不毛な関係に整理をつけようと考えたわけです。

東芝製 A5506T 男性用と思われるサビルブラックを1円で購入

私が選んだ機種は、東芝のA5506Tです。実は1ヶ月前から目をつけていて、安くなったら買おうと考えていたモデルです。目論見通り、近所の量販店で『1円』でゲットすることに成功です。激安の条件としては、EZWEBとパケ割の加入が必須でしたが、両方とも加入しようと思っていたので、特段割に合わない条件ではありませんでした。

今週発売のSPA 『買い時検証 これが値崩れのカラクリだ!!』 にも、携帯電話の実勢価格は購入時季によって大きく変動する裏事情が述べられています。私としては、今回のタイミングは大成功だったと思います。正直なところでは、 量販店のポイントカードの5000円相当分でまかなえればまずまずと考えいたところもあります。そこで、まるまる浮いたポイントを使って、SDミニカードと、電話番号移行ソフトを購入しました。

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ビジネス書のトレンドは複合テーマの追求「~しながら~できる」にあり

2004年08月25日

先日、物語仕立ての自己啓発本の『Good Luck』が大ヒットしていることを投稿しました(Good Luck周到なマーケティング戦略がもたらした発売直後の大ヒット)。実は、Good Luck に限らず、30歳代の女性をターゲットにした、自己啓発本が現在ブームとなっているようです。その辺の事情を詳しく説明した、8月24日付けの日経産業新聞28面の記事『「負け犬」に続け――女性向け啓発書』をご紹介します。

30代の女性を対象にした自己啓発書が売れている。火つけ役は講談社から昨秋発売され、今月までに26万部を売った「負け犬の遠吠え」(酒井順子著)だが、今、売れ行きのよい啓発書の多くは児童書老舗のポプラ社をはじめとする中小出版社の手によるもの。著者の知名度や大規模な広告に頼らずにヒットさせた背景には、内容もさることながら、雑貨感覚のつくりや、取引先書店の30代女性店員の声を生かしたPOP(店頭販促物)広告など、フットワークのよい営業戦略が実を結んでいる。

東京都千代田区の三省堂書店・大丸東京店によると、自己啓発書がブームになったのは今年初旬からという。「食い入るように立ち読みする女性の姿が目立ってきた」(飯島京子・同店係長)。売り場も順次拡大している。
一番売れているのはポプラ社(東京・新宿)の「Good Luck(グッドラック)」(952円)。同社によると発行部数は65万部を超え、同社の一般書籍として最大のヒット作となった。

グッドラックは、幸せは待つものでなく自分の手で築いていくものがテーマ。幸運を呼ぶ魔法のクローバーを巡り、自分の手で芽吹かせようとするシドと探し回るだけのノットという2人の騎士が森を旅する7日間の物語。著者は経営学修士号(MBA)を持つスペインの経済学者。成功や幸福などの言葉をちりばめ、ビジネス書としての側面も持つ。

自己啓発書は著名な作者でなくても作品のコンセプトさえ消費者の気に入れば手に取ってもらえる。ビジネス書中心の全日出版(東京・港)の「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」(1200円)は率直なタイトルで消費者心理をくすぐる。恋愛本とビジネス本は別々にあったが、兼用タイプは少なかった。 著者の佐藤富雄氏は医学博士や理学博士などの肩書を持ち、「女性が幸せになるためにはうんとすてきな恋とたくさんのお金が必要」が持論。自律神経を刺激することばを口癖のように唱えていると大脳が刺激され、自己啓発につながるという。編集を担当した二宮由佳さんは、著者の意向をストレートに表題にした。企画段階では社内にも、「恋愛とお金を直接的に結ぶ発想は反対」との抑制論もあったが、率直な表題が顧客の関心を呼び寄せた。同書は初回発行部数8000部、販促にはあまりお金をかけなかったが、発行部数は16万部に達した。

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コカコーラ社の自販機CMのターゲットは一般消費者ではないと推測する

2004年08月24日

今年の夏は、暑さに負けて去年の倍以上のソフトドリンクを飲んでいます。私の場合は、普段は非炭酸の茶系飲料しか飲まないのですが、今年に限っては、炭酸系の飲料にも手が出てしまいました。この分だと、さぞかしソフトドリンク業界も、売り上げが上がってウハウハ状態になっているのではないでしょうか。今週発売の週刊ダイヤモンドの記事を読んでも、実際にかなりの売り上げが増えていることが分かります。

週刊ダイヤモンド20040828 「猛暑」が招いた大異変
各業界の意外なる明と暗

週刊ダイヤモンド2004年8月28日 p.16-7

昨年の売上を落とした企業の多くが、今年は逆に気炎を上げている。本来7~8月に本格的に売れる盛夏商品が、今年は前倒しで売れに売れたのだ。
たとえばドトールコーヒーでは、アイスコーヒーの7月の売り上げが、前年同期比50%も増えた。また、セブンーイレブン・ジャパンも、7~8月のソフトドリンク、かき氷、冷凍食品などの売り上げが、昨年と比べて約約50~100%と絶好調。

やはり、飲料業界がこの猛暑の恩恵を受けているのは事実です。店頭販売に限らず、街角の自動販売機の売り上げもうなぎ上りでしょう。自販機といえば、最近気になっているCMがあります。そのCMに関する記事『日本コカコーラ「ラブミー!ベンダー!!」』が、8月24日付けの日経流通新聞MJの3面に掲載されました。

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グーグル日本市場強化の記事からアドセンス円貨支払い早期実現を皮算用

2004年08月24日

インターネットマガジン9月号によれば、日本での検索エンジンの利用率の高さは、ヤフー、マイクロソフトサーチ、グーグルの順番になるそうです。世界的に見れば、これは特異な現象で、英国、フランス、ドイツ等の欧州各国では、グーグルのシェアが他を引き離して圧倒的な強さを誇っています。そこで、日本でのシェアアップを狙って、グーグルが日本市場の強化策を打ち出しました。 その内容を、8月23日付けの日経産業新聞3面記事『米グーグル上場、日本市場で攻勢、開発拠点設け独自サービス――知名度引き上げ』からご紹介します。

19日に米ナスダック市場に株式上場した検索サイト最大手グーグルは日本市場開拓で攻勢をかける。これまでは米国で開発した検索エンジンなどの技術・サービスを日本向けに作り替えて提供してきたが、10月にも東京に研究開発センターを開設し、「日本発」のサービス展開を目指す。マイクロソフトやヤフーなどポータル(玄関)サイト大手に対抗するのが狙いだ。

東京・渋谷の高層ビル「セルリアンタワー」内で研究開発センターの開設に向けた工事が着々と進む。米本社直轄の研究部門としての位置付けで、グーグルが米国外に持つ研究開発拠点としてはスイス、インドに次いで3ヶ所目。英語版サービスを日本語化するのではなく、日本の利用者向け検索ソフトやコンテンツ(情報の内容)など新サービスを開発する。理工系の大学院を卒業した技術者10-15人でスタートする。

「グーグルにとって日本は最も重要かつ有望な市場」とウェイン・ロージング副社長は強調する。日本語は英語やドイツ語に次いでインターネットで多く使われる言語。「日本人が使うサービスは日本人が作る必要がある」と開発センターの設立理由を説明する。

グーグルの2003年12月期のグループ売上高は約15億ドル。その8割が広告収入によるものだ。日本法人の売上構成比もほぼ同様。検索連動型広告が収益源で、一回の接続で7円以上の収入を得る。 グーグルは世界最大手とはいえ、日本の検索サイト閲覧者数では月間2500万人を超えるヤフーに大きく水を開けられている。使いやすさを前面に出し、検索サイトとして知名度を引き上げることが最大の課題だ。

『Web検索エンジン Googleの謎』をよく読めば分かるのですが、比較的構造の簡単な英文表記を元に開発されたグーグルの技術を、日本文に適用するには、解決すべき問題点が残っています。例えば、「日本」「にほん」「ニホン」は、各々別の単語としてみなされますので、場合によっては3パターンを検索する必要があります。これに続く単語の組み合わせによっては、多数の検索パターンを試さないと、網羅的な調査はできないことになります。その他にも、頻出する助詞などの扱いなど日本語独特の課題もあります。日本独自仕様の検索エンジンの開発の着手によって、どの程度の改善が見られるか興味がもたれるところです。

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24時間テレビ「愛は地球を救う」連動企画「あいは日本スポーツ界を救う」

2004年08月22日

アテネオリンピックでの日本選手の活躍が続いています。特に嬉しい驚きだったのは、競泳の800m自由形の柴田亜衣選手の金メダル獲得です。事前の下馬評にも上っていなかった、この種目での優勝はまさに快挙といえます。ここで気づいたのは、女子のスポーツ界での、「あい」という名前のついた選手の活躍ぶりです。そこで「あい」という名前の現役スポーツ選手を調べてみました。

  1. 福原 愛 1988年11月01日 15歳 卓球 ミキハウス
  2. 宮里 藍 1985年06月19日 ゴルフ サントリー
  3. 藤沼亜衣 1982年09月16日 21歳 卓球 ミキハウス
  4. 柴田亜衣 1982年05月14日 22歳 競泳 鹿屋体育大学
  5. 大友 愛 1982年03月24日 22歳 バレーボール NEC
  6. 杉山 愛 1975年07月05日 29歳 テニス ワコール

ゴルフの宮里藍選手以外は、皆今回のオリンピックに参加しています。6人のうち、3人が1982年生まれです。この年に「あい」にまつわる何かがあったのでしょうか。KANの「愛は勝つ」の大ヒットは、ずっと後の1990年なので、関係はありません。それ以外には、出生年もバラバラで特徴も発見できません。このデータから無理やり共通の法則をでっちあげれば、福原愛、藤沼亜衣、杉山愛に注目して、次のようなものなります。「女児が生まれたら、テニス系スポーツ(卓球も英語では table tennis)の選手にすれば、オリンピックに出場できて、アパレル系のメーカーにスポンサーが見つかる」。

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大商のPWA(プロジェクト・ワーク・アビリティ)検定試験の将来性は?

2004年08月20日

大阪商工会議所が、新しいビジネス資格をつくる計画を発表しました。8月19日付けの日経産業新聞3面の記事『仕事の企画・実行力、大商が検定試験――来年末に若手社員対象』をご紹介します。

大阪商工会議所は2005年末をめどに一般企業のビジネスマン向けに「仕事の企画・実行力」に関する検定試験を実施する。プロジェクトの企画力や推進手法、リスク管理に関する知識などを幅広く出題し、受験者の習熟度を評価する。将来は日本商工会議所などの認定を得て、簿記などと並ぶ全国規模の試験に育てる。

試験の名称は「PWA(プロジェクト・ワーク・アビリティ)検定」。当初は20代の若手社員向けで始め、段階的に上位級を設けて中堅・ベテラン社員も対象に加える。大商は試験導入に先立ち、今月から東京、大阪で受験希望者や研修担当者向けのセミナーを随時開く予定。

大商は「若手社員が新規事業を仕切るケースが最近増え、企業の間で社員の企画・実行力を客観的に確かめたいとの声が高まっている」(経済産業部)としている。

これだけではよく分からなかったので、大阪商工会議所(大商)のプレスリリースも調べました。

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隠れたロングセラー『チョコラ』に見るマーケティング・メディア・ミックス

2004年08月19日

前回の「アンパンマン」に続いて、ロングセラーブランドのマーケティング戦略に関する話題です。男性にはあまり馴染みのない製品ですが、エーザイのビタミン剤『チョコラ』は、1952年の発売で、実に半世紀以上のライフサイクルを持つロングセラーです。2004年の売上目標も100億円と聞けば、エーザイの大衆むけ医薬品の中で旗艦ブランドの1つとして、位置付けられていることが分かります。このブランドをさらに強化するために、テレビCM以外にもインターネットを利用したメディアミックス戦略にも、最近は積極的に取り組んでいます。8月19日付けの日経流通新聞16面記事『エーザイのチョコラ:CMで共感、ネットで詳しく』の一部をご紹介します。

「いつものメークがのりませ~ん」。鏡台に向かって困り果てた表情を見せるOLを演じるのは、映画「踊る大捜査線」でお茶の間にも人気が広がった若手実力派女優の深津絵里さん。主力製品「チョコラBBプラス」の最新CMでは、肌の調子が気になり始めた30歳前後のOLの朝の風景をコミカルに描く。肌の手入れをさぼっていたことを反省し、チョコラBBプラスを飲むことで、肌荒れの悩みを解消。仕事にも元気に取り組むようになるというストーリーだ。

深津絵里深津さんを同製品のCMに起用したのが01年。「主要顧客層である30代前後の女性が共感を持てる女優を選んだ」とエーザイ薬粧事業部マーケティング企画部の大根田昌孝課長は話す。当初深津さんが出演するCMはチョコラBBだけだったが、好評のためチョコラシリーズの栄養ドリンク剤など姉妹品も含めたCMキャラクターに広げた。

チョコラシリーズが定番商品として長く売れ続けるのは、人気女優の出演するCMがあるからだけではない。 「医薬品としての優れた薬効が支持を得ている」と大根田課長は話す。昨年発売した「チョコラBBプラス」は、ニキビや口内炎、体の疲労感に効き目のあるビタミンB1とB6を増量し、キャップ部分も錠剤が一粒ずつ取り出しやすく改良した。

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オリンピックの日本選手団の序盤の戦績から若者の個人主義化を感じる

2004年08月19日

アテネ・オリンピックの序盤戦を振り返って、今後の日本選手の活躍を大胆に占ってみます。占いをビジネスにしている細木数子が、「谷亮子は結婚したから金メダルを取れない」と予言して、大顰蹙をかっている後なので、素人の私の予想がはずれたとしても、たいしたことにはなりません。気楽なものです。

まず、最初は17日までの現状を分析をしてみます。1つ目は、チームスポーツでは、イージーなミスをすると勝てないという、当たり前のことが明らかになりました。選手個人の失敗を責めることが目的ではないので、特定の個人名はあえて書きません。男子サッカーでは、自陣ゴール前でティフェンダーが確実にクリアーすべきところを、一瞬の油断から相手にボールを奪われるという致命的なミスを初戦で犯してしまいました。この最初の躓きのために、結局最後まで日本チーム全体が波に乗れなかったような気がします。女子バレーボールは、サーブの失敗が響きました。女子ソフトボールの場合は、同点の場面で打ち取ったと思った三塁フライを、太陽が目に入り落球しています。これらのミスがそれ以降の試合の流れを含めて、チーム全体のパフォーマンスに悪影響を与えてしまったと考えるのは、決して結果論としての説明ではないと思います。

2つ目は、個人種目での事前の予想を上回る、日本選手の対照的な健闘です。柔道、水泳では快調にメダルを量産しています。男子の団体体操でも、思っても見なかった金メダルが獲れました。これは団体戦といっても、選手個々の結果をチームとして合計するだけなので、球技のようなチームスポーツではありません。

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