マーケティングの殿堂:日本では女性陣が健闘
2004年05月07日
「ケロッグて何?」と聞かれて、「シリアル(コーンフレーク)」としか答えられないようであれば、あなたは残念ながら優秀なマーケッターとはいえない。
ケロッグといえば、米国ノースウェスタン大学大学院ケロッグスクールの別名と発想して欲しい。米国のMBAスクールには別名がある。有名どころでは、MITがスローン、ペンシルベニアがウォートン、ダートマスがタックとか。
マーケティング通にケロッグの名前を知っておいて欲しいのは、ことマー ケティング分野においては、ハーバードでもスタンフォードでもなく、 ケロッグがその人気、実績ともトップに位置するからだ。
ケロッグはマーケティング関連の優秀な教授陣を多数かかえているが、何といってもその第一人者はフィリップ・コトラーである。是非とも、一度は彼の著作を読まれることをお勧めする。最新刊のコトラーのマーケティング思考法ケロッグの卒業生は、日本でもマーケティングのエキスパートとして活躍している。例えば、この2人。偶然かもしれないが、両名とも女性である。
両人の活躍する業界を考えると、よくありそうな「一般家庭商品または高級ブランド商品=女性マーケッター」の図式からは外れる。マーケティング的な発想では女性の方が向いているのかもしれない。
日本では、マーケティングというと、すぐ「○○倍儲かる」とか「顧客をその気にさせる」とか、卑小なものにとらえがちな傾向にある。コトラーの著作を読めば、マーケティングはもっと奥深く、かつ実践的な学問であることが理解できるはずだ。
下記の参考書籍は中身は似通っているので、どれか一つ読めば十分だ。できれば原書のほうが望ましいが、日本語でもその真髄は伝わってくると思う。 原書の方がカラフルで、大学レベルのテキストでも読みやすさを重視するというマーケティング思考が感じられる。テキストの構成という点では、日本の出版社も見習って欲しいところ。
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