中身よりボトルデザインで勝負(コカコーラ vs サントリー)
2004年05月10日
日本コカコーラが4月12日に発売したウーロン茶「shinoa」の売れ行きが好調だそうだ。shinoaの販売量は、トップシェアの「サントリー烏龍茶」に肉薄する勢いだという。
人気の理由はユニークなボトルデザインにあるらしい。 記事内では、コカコーラ社の開発担当者の声が紹介されている。
shinoaではラベルのデザインを決める前に、ボトルのデザインを決めた。ボトルの形を変えただけで、手にとってもらえる確率が格段に高くなった。
ウローン茶では劣勢のサントリーも、緑茶「伊右衛門」は快調だ。3月16日の新発売後に注文が殺到したため、一時販売を中止したが、4月20日に再開した。再開後の販売量は、トップシェアの伊藤園「おーいお茶」を大きく上回っている。同じく担当者は、ボトルデザインにこだわっている。
ラベルは奇をてらわずに、素直に緑色でいきたかった。となれば、ボトルのデザインで人目を引くしかないと考え、竹筒型のアイデアをひねり出した。
そこで、ユニークと言われる2商品のデザインを眺めてみた。
コカコーラの sinora が寸胴型で、サントリーの伊右衛門がくびれ型だ。 やはり、くびれ型の方がひときわ目立つ。
調子に乗って、両社のコーラ飲料のデザインを比較してみた。
コカコーラのくびれ型はコンツアー・ボトル、ペプシコーラ(日本ではサントリーが販売)の寸胴型はスワール・ボトルとして、昔から親しまれてきたデザインだ。
コークの方がデザインとしてはユニークに見える。
製造工程は複雑かもしれないが、凹凸がある方がデザインとしての差別化がしやすいようだ。
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日経ビジネス2004年5月10日号
