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「起業ブーム」は本当か? 実態と意識の両面から分析

2004年05月13日

今週は、起業関連のネタが多かったので、まとめて紹介します。
最初は、実態面の変化
起業ブームの増加により、低落を続けた事業所の開業率が、上昇に転じるのではないかという内容。

出典は、5月10日の日経新聞朝刊15面「シニアと若者が起業――会社の“出生率”底を打つ?(シグナル発見)」。

減り続けてきた会社の“出生率”。日本の活力低下を象徴するデータだったが、増勢に転じそうだ。新しい会社を生むのは勤め先に見切りをつけた中高年と、独立志向の強い若者だ。
2003年度の国民生活金融公庫の開業向け融資件数は、31,541件。前年度比3%増で、3年連続して過去最高を記録した。
融資利用者のうち45歳以上が約4割。なかでも55歳以上が対象の「中高年起業家資金」は1,876件と、3年間で4.3倍に急増した。
2002年度に開業向け融資を利用した経営者の平均年齢は41歳。ここ10年で3歳近く上がった。中高年の起業家が多いのは「企業のリストラに遭った人や、しわ寄せを受けた管理職が新たなやりがいを求め始めた」(国民生活金融公庫総合研究所)ことなどが背景だ。
(中略)
資本金1円でも起業できる「最低資本金規制特例」での設立数は今年3月で1万社を突破。起業家輩出を促す国の政策も追い風だ。「昨年、新たに登記された株式・有限会社の数は前年比で1割増。足元で開業は確実に増えている」(経済産業省新規産業室)。


続いて、意識面の変化。現役サラリーマンを対象に実施した起業意識調査の記事。

日経ビジネス0510日経ビジネス2004年5月10日号 p.144
「起業したい」がほぼ半数
定年後の仕事確保も狙い、課題は資金と市場性

Q1.将来、起業したいと思っていますか?
 □思う(47.0%)
 □思わない(53.0%)

Q2.起業したいと思う理由は何ですか?
 1位 やりたいと思う事業がある
 2位 定年後の仕事を確保しておきたい
 3位 経営者になってみたい
 4位 成功すれば大儲けできる
 5位 今の会社や仕事がつまらない

Q3.起業したいと思わない理由は何ですか?
 1位 自分には会社を経営する手腕がない
 2位 やりたいと思う事業がない
 3位 会社勤めの方が気楽
 4位 今の会社や仕事が面白い
 5位 起業して苦労している知人がいる

実際の起業件数の増加に伴って、意識面でも起業をキャリア上の選択肢の一つとして捉えはじめた変化が、見て取れる。起業が一過性のブームでは、終わらないような勢いを感じる。

今日は景気のいい話で終わり!
明日はYomiuri Weekly「夫も妻も週末副業」の記事を紹介します。特に起業と副業の心構えの違いを考えたいと思います。


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コメント

私は今年の2月に起業しました。
理由は1、2、5です。
特に1と5は関連するのですが、自分のやろうと思った事に対して、まず、会社の人間を説得するのに膨大な時間とエネルギーを費やす事が多く、不安定でも自分の考えた事をすぐに実現できる起業の道を選びました。

山本様

コメントありがとうございます。
本当に起業をされた方に私のサイトを見て
いただいて、しかもコメントまでいただける
とは、とても光栄に感じます。

お時間があれば、教えて下さい。
1)どれくらい前から準備をしていたのか?
  その間、「週末起業」的シミュレーション
  をしたのか。
2)起業へのGO SIGNを出す判断基準は?

お忙しいことと思いますが、新しいチャレンジに
頑張ってください。

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