あなたは昼寝派? それとも早起き派? できるビジネスマンの時間管理術
2004年08月15日
今年の夏は、熱帯夜の寝苦しさと、アテネ・オリンピックのテレビ中継が重なって、睡眠不足の方が多いのではないでしょうか。ビジネスマンにとっては、いかに睡眠時間を確保して、業務の生産性を向上させるかは、重大な関心事の1つです。8月14日の朝日新聞の土曜版に、睡眠に関する特集記事『果報は寝て待て』が掲載されました。
ここ数年の各種調査によると、日本人の1日の睡眠時間はこの40年で1時間近く短くなり、7時間20分ほどになった。5人に1人が不眠などの睡眠障害に悩んでいる。
フランス国立科学研究所で、睡眠と夢の生物化学の研究をする北浜邦夫博士は、「世界一の不眠大国はアメリカで、その後を追っているのが日本」と見ている。 アメリカという超大国は、「No.1」と「make money(お金を稼ぐ)」を目指して争う社会で、不安とストレスが著しい。睡眠時間が減って、かえって睡眠への関心は高まっている。安眠がぜいたくという時代もやってきた。メーカーは心地のより枕や寝床、癒しの音楽や香り、映像などを競って開発している。
ある寝具メーカーの経営幹部は、住宅や医薬品まで含めた睡眠関連の国内市場は、まもなく「10兆円産業」になると期待する。たとえば、世界最大の医薬品情報調査会社であるIMSの統計では、睡眠鎮静剤の国内市場規模は、96年の約341億年から、03年には約602億円に膨れあがった。
記事にある日本人の平均睡眠時間「7時間20分」の算出対象者の詳細は、残念ながら不明です。具体的なデータがあるわけではないのですが、20歳代~40歳代のビジネスマンの平均睡眠時間は、もっと短くなると思います。おそらく、7時間を切るのは間違いないのではないでしょうか。
最近は、友人との会話でも、時間がいくらあっても足らないという話をよくします。しかし、実際問題として、睡眠時間をこれ以上減らすことは、精神的にも身体的にも無理でしょう。もし、これ以上減らせたとしても、集中力の低下を招くので、結局は大幅な生産性の向上は期待できません。
そこで、お勧めしたいのは、日中の細切れの時間を利用した昼寝です。参考文献として紹介する『仕事も勉強もはかどる 15分間昼寝術』では、「人間は夜に長く、昼に短く一日二回眠るよう、遺伝子にプログラムされている」そうです。私の以前の職場には、ちょとした昼寝をとれる場所があり、重宝していました。確かに私自身の経験でも、昼寝をした後の方が、午後の仕事の生産性が上がったような気がします。
とはいえ、すべての人が自由に昼寝をとれる恵まれた環境にあるわけではありません。そうした場合のお勧めは、早起きして集中力の高い時間帯に効率的に仕事を進めることで、睡眠時間そのものはこれ以上減らさない方法です。この早朝集中型のワ-キング・スタイルも、最近の流行です。以下に参考になりそうな本をご紹介します。
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【本件に関係ある本】
仕事も勉強もはかどる 15分間昼寝術ブルーノ・コンビ (著), 藤田 真利子 (翻訳)
人間はそもそも一日二回睡眠をとらなければならない生物だ。日中の短時間の居眠りが、ストレスを減らし、仕事の効率を上げ、脳とからだを健康にする! 最新睡眠研究の成果に基づいた、脳と身体に効く上手な昼寝の仕方を伝授。
楽しい睡眠。―夢をデザインする松田 英子 (著)
江戸川大学社会学部人間社会学科助教授・松田英子先生による今までとは違った夢分析の1冊。(株)タカラから発売の『夢見工房』の開発アドバイザーも務め、その開発裏話をはじめ、夢&睡眠ライフを豊かにするヒントを心理学の立場から解説した実用書。
早朝起業―「朝5時から9時まで」の黄金時間を自分のために使う方法松山 真之助 (著)
<出社前の4時間が、「夢」を「現実」に変える>
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朝4時起きの錬金術―人生の億万長者になる早朝活用法中島 孝志 (著)
みんなが眠っている時間は宝の山! 「朝いちばん」の効果を収入や自己実現にダイレクトに反映させるノウハウを紹介。週末起業より早朝起業で、「財テク」「才テク」「キャリアアップ」をめざせ!
図解 朝10時までに仕事は片づける―やればできる!あなたの朝に奇跡を起こす8つの習慣
ベクトルネットワーク (著), 高井 伸夫
いかに上手に朝の時間を管理し活用するか、これがデキるビジネスマンの条件だ。朝の時間を有効に活用し、仕事の生産性と人間らしい生き方を両立させる新しいビジネス&ライフスタイルの提案。

