日経ビジネスのアンケートを見てビジネスマンの向学心の高さに驚く
2004年09月04日
最新の日経ビジネスに、ビジネススクールなどの社会人学校に対するビジネスマンの意識調査結果が掲載されました。私が予想したよりも、現在通学中の人や、通学希望のある人が多くて、ビジネスマンの向学心の高さに驚かされます。 情報源は、『日経ビジネス』2004年9月6日号 p.129 「仕事に生かすより教養を高めたいが多数 --- 半数が社会人学校で勉強」です。
Q1.ビジネス系大学院や各種の学校に通っていますか?(業務命令を除く)
- 通っている(もうすぐ通う予定) 9.5%
- いずれ通いたい 44.3%
- 通っていない(予定もない) 46.2%
Q2.「通っている」「いずれ通いたい」理由は何ですか?(複数回答)
- 教養を高めるため 62.1%
- 転職・独立のため 49.8%
- 現在の仕事に生かすため 45.8%
- 人脈を広げるため
- 勉強が好きだから
- 現在の勤務先で、より上級の業務に就くため
Q3.「通っていない(予定もない)」の理由は何ですか?(複数回答)
- 特に必要を感じないから 48.3%
- 忙しくて時間がないから 39.1%
- 資金的な余裕がないから 28.2%
- 余暇を大切にしたいから
- 独学で学びたいから
- 既に社会人向け学校で学んだから
回答者の属性の詳細が明らかではないので、これがビジネスマンの平均像を示しているのか否かは定かではありません。アンケートを実施したサイトが、 日経ビジネスEXPRESS ですので、一般のビジネスマンよりは若干高い数字が出ているような気もします。現在通学中、通学予定の学校としては、MBAや外国語学校、簿記・会計の学校などが挙げられています。しごく真っ当な学校ばかりで、皆さん真剣に回答しているようです。
それで、私ならこのアンケートにどう回答しただろうかと考えてみました。現状では、どこへも通ってませんし、具体的な予定もありません。ほんの少しだけ、心理学系の勉強をしたいなあ程度の願望はありますが、「いずれ通いたい」とキッパリと回答できるほどのものではありません。したがって、「通っていない(予定もない)」と回答することになります。
そうなると、次に通ってない理由を選ばなければなりません。「特に必要を感じないから」と答えるほどの自信家でもないですし、またそう答えるほど勉強の成果に懐疑的なわけでもありません。したがって、この答えはNOです。 ブログに毎日駄文を書き散らかしている暇人に、「忙しくて時間がないから」「余暇を大切にしたいから」と答える資格もないでしょう。そうなると、極めて現実的な回答「資金的な余裕がないから」を選ぶしかありません。これではあんまり情けないような気もしてきます。そこで、大昔の経験を持ち出して「既に社会人学校で学んだから」と、体裁を繕って回答するかもしれません。
このブログでも、ビジネススクールや法科大学院、会計大学院などの専門職大学院の話題を結構とりあげてきました。また、 当代の人気コンサルタント大前研一と神田昌典が語る「コンサルタント思考」の中では、企業家養成塾のことを書きました。
上の記事はアフィリエイト広告になってるので、読んだ人がどの程度興味をひかれて広告をクリックしたかが、アクセスレポートから私にはわかります。その結果を分析すると、かなりの方がクリックをして、資料請求しています。 実際に入学した方もいらっしゃいました。正直にいえば、資料請求程度はある程度見込めても、まさか入学する人はいないだろうと踏んでいたので、嬉しい驚きでした。
このことを持ち出したのは、私の記事が読者の行動に影響を与えたとか、アフィリエイト的に成功したとかを、自慢したいからではありません。むしろ言いたいのは逆です。たまたま私のサイトを見た人の中にも、新たに勉強を始める決意をした人がいたという事実は、元々何らかの学校に通おうと考えていた人がかなり多いことを物語っているのではないかという推測です。マーケティング的に表現すれば、潜在マーケットの想像以上の大きさを実感したということです。
そう考えると、冒頭の日経ビジネスの調査結果に現れたビジネスマンの向学心の高さも、案外実態を表しているのかもしれません。ビジネスマンたるもの、次に何を目指すにせよ、向上心を失っては終わりですから。ブログにうつつを抜かしているより、もっと生産的な時間の使い方を考えねばいかんと考え始めた今日この頃であります。
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【本件に関係した本】
- 社会人・学生のための日経大学・大学院ガイド 2004年秋号 (2004) 日経BPムック
- 社会人&学生のための大学・大学院選び [2004]―いまから新しい自分と新しい仕事を手に入れる リクルートムック
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大学院・大学編入学社会人入試の小論文―思考のメソッドとまとめ方吉岡 友治 (著)
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