丸の内オアゾ(OAZO)内・書籍の丸善探訪記
2004年09月16日
本日、新商業施設「丸の内オアゾ(OAZO)」内の丸善・丸の内本店に行ってきました。平日の昼間ではありますが、開店2日目の物珍しさも手伝って、店内はかなり込み合っていました。客層としては、本来のターゲットであるはずのサラリーマン、OLは少なくて、物見遊山的観光客の方が勝っていたようです。
東京駅丸の内北口より徒歩1、2分。
右側の茶色いビルの1~4階を丸善・丸の内本店が占める。
ライバルの八重洲ブックセンターがある八重洲南口との距離は 予想以上に遠い。
マルエムマークのエンブレムが輝く、1階正面玄関。
フロアー構成は、
1F:ビジネス
2F:趣味・実用書、雑誌
3F:教養書、専門書、文庫、漫画
4F:洋書、文具、雑貨
書店内部を十分に観察する時間はなかったのですが、以下に感想を列挙します。
- 立地 丸の内北口より徒歩1~2分と好立地。JRから降車する改札口を間違えなければ極めて至便。八重洲南口にあるライバルの八重洲ブックセンター(YBS)より、この点では有利。丸の内・大手町地区のサラリーマンにとっては、こちらの方が断然便利なはず。但し、両者の間の距離はかなり遠いため、ハシゴしようとする人は少ないだろう。
- フロアー構成 ビジネスマンをターゲットにしているので、ビジネス書を1階にもってくるという大胆な配置。その分、3階フロアーにしわ寄せが起こり、文庫、新書、コミックなどは扱いが少ないのではないか。ビジネス仕様に特化したことが、果たして店舗全体の売上に好影響を及ぼすことになるのかが興味深い。
- 商品構成 1階のビジネスフロアーを見る限りでは、新刊本中心の普通の品揃え。際立った特徴は感じられない。「洋書の丸善」の期待を裏切り、4階の洋書コーナーは、雑貨類に押され気味で占有面積が小さい。洋書はもはやオンライン書店で買うのが常識という時代趨勢を考えれば、やむをえない戦略と考えるべきか。
- キオスク風検索端末 タッチパネル型の書誌検索端末が各階にかなりの数配置されている。4階で試してみたが、ベテランの店員以外には分からないような、洋書検索には威力を発揮しそうな気がした。但し、ワイルド・カード的な検索が可能かどうかなど、機能の詳細は不明。
1階の「マーケティング一般」の書棚。
陳列方法、品揃えとも極めてオーソドックス。
各階にかなりの数配置された、タッチパネル式の書誌検索端末。 省力化を狙って、店員数を削減しているかどうかは、今日のところは分からなかった。
4階の洋書コーナー。
雑誌は結構豊富な品揃えだが、専門書の書棚はそれほど多くないとの印象を受ける。
30分程度で、ざっと見た感想はこの程度です。フロアー構成以外は、八重洲ブックセンターとの大きな違いは感じられませんでした。書店の本当の良さは、ある程度通わないと分からないものでしょう。書棚の分類方針にも人それぞれの好みがありますし。逆に言えば、特定の書店の並べ方に馴染むと、他所の店では違和感を感じることになります。結論としては、自分の趣味に合うかどうか、自分の目で確かめるのが一番では、という頼りないものになります。私は当面の間、週に1回くらいの頻度で通ってみることにしました。
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