巨人戦視聴率低迷、仲間由紀恵も大河ドラマに取られて、泣きっ面に蜂の日テレ
2005年06月24日
日本テレビは、昨年度視聴率3冠の地位を宿敵フジテレビに奪われました。その3冠を今年度中に日本テレビが奪還する可能性は、ほとんどゼロに近い状況にあります。その理由は、同局関係の最近の話題にはパッとしたものが乏しく、復調の糸口も見えないからです。 情報源は、久米宏さん司会の情報番組打ち切り 視聴率低迷でです。
キャスターの久米宏さん(60)が1年ぶりにテレビ復帰した日本テレビ系の情報バラエティー番組「A」が、6月26日の放送で終了することになった。同局が21日、発表した。同番組は4月にスタートしたばかりだが、19日までの平均視聴率が7.7%と低迷していた。
同局総合広報部は「(番組)コンセプトが広く視聴者ニーズを獲得するにいたらず、司会の久米氏の番組降板の意向なども含めて総合的に判断した」と説明している。後番組については検討中という。
巨人戦のナイター中継の視聴率低下は、民放各社共通の問題となりつつあります。もちろん、その影響を最も厳しく受けているのが日本テレビであることは言うまでもありません。 情報源は、『巨人戦中継、今やお荷物?――フジテレビ・テレビ朝日視聴率低迷受け「延長せず」検討』(2005年6月24日 日本経済新聞 朝刊 3面)です。
プロ野球の巨人戦のテレビ視聴率が低迷しているため、フジテレビジョンとテレビ朝日は放送時間内に試合が終了しない場合の放送延長見合わせなどの検討に着手した。民放各社によると実現すれば極めて異例。日本テレビ放送網も対策に乗り出した。視聴率低下が続けば、新たな球界再編につながる可能性もある。
フジテレビの村上光一社長が23日の定例会見で、巨人戦の放送延長見合わせや番組差し替えについて「最終的に決めていないが、ますますシリアスに検討を始めている」と強調し、時間短縮を示唆した。
民放各社が問題にしているのは関東地区の巨人戦が中心。6月8日の巨人戦は視聴率が6.1%まで低下した。村上社長は「福岡のソフトバンクなど地方の試合は立派なソフトになっている。在京キー局の巨人戦依存が問題」と指摘した。
テレビ朝日も21日の定例会見で、早河洋編成制作局長がシーズン後半に巨人が優勝争いに参加していないなどの場合には「放送延長なしを検討せざるを得ないケースもあり得る」と述べた。
今年はプロ野球開幕以前の段階から、プロ野球中継の視聴率の低下は予想されていました(試合中継も地方の時代? 巨人戦の視聴率、今年も低迷続き)。しかし、当の日本テレビのトップは打開策を講ずるわけでもなく、模様眺めを決め込んでいた節もあります。
日本テレビの氏家斉一郎会長は「セパ交流戦の視聴率を見ないと、プロ野球人気がどの程度か軽々に判断できない」と、「プロ野球人気=巨人人気」という図式を前提に、今季から新たに始まったセパ交流戦に希望をつなぐ。
氏家会長の期待した通り、交流戦は確かに盛り上がりました。しかし、その効果はむしろ巨人戦離れを助長したように思えます。 これに加えて、来期移行の日本テレビの番組編成に悪影響を及ぼしそうなこともあります。 情報源は、ヤンクミから一転-仲間由紀恵、NHK次期大河主演です。
NHKの次期大河ドラマ「功名が辻」(来年1月スタート、日曜後8・0)に主演する女優、仲間由紀恵(25)が21日、京都・右京区の妙心寺を訪れた。
俳優、上川隆也(39)が演じる戦国の武将、山内一豊の妻、千代役の仲間は、同寺にある夫婦の墓に手を合わせ番組の成功を祈願した。
仲間は「いまも変わらず寄り添っている姿がステキだな」と感慨深げだった。
主演した日本テレビ系ドラマ「ごくせん」が高視聴率を記録したが、今回は極道先生から“内助の功”の手本といわれる妻に変身。会見では「最近、ずっと元気な女性を演じさせていただく機会が多いのですが…」と、「ごくせん」に触れつつ、「つつましやかな女性を演じていきたいと前々から思っていたので、楽しみにしています」と笑顔を見せた。
「ごくせん」は不調が続く日本テレビの番組の中にあって唯一気を吐いていたドラマで、同局のキラーコンテンツと呼べるものです。仲間由紀恵が来年1年間は、大河ドラマの主演となるわけですから、来年はごくせんの放送もできないと考えるべきでしょう。もちろん、キャスティングを変更して制作することも可能ですが、仲間ほどの高視聴率は期待できません。
冒頭の話とあわせて考えると、テレビ朝日の人気キャスターであった久米宏を自社番組に起用すると惨憺たる結果で、逆に自局の看板番組の主演女優をNHKに取られてしまったのが、日本テレビの窮状といえます。プロ野球中継のあり方を含めて、抜本的な番組編成戦略を見直すことが急務でしょう。
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NHKの次期大河ドラマ「功名が辻」(来年1月スタート、日曜後8・0)に主演する女優、仲間由紀恵(25)が21日、京都・右京区の妙心寺を訪れた。

