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生協の白石さんに聞いてみたい「大学で広がるネット音楽配信無料化の動き

2005年10月17日

スタンフォード大学の学生であれば、ヤフーの音楽配信の無料サービスを受けられるようになります。また同大学以外でも、米国では学生に無料サービスを提供しているところは、少なくないようです。情報源は、スタンフォード大学、匿名の寄付でヤフー音楽サービスが無料にです。

匿名の寄付のおかげでスタンフォード大学の学生は、1年間、デジタル音楽を無料で楽しむことができるようになる。

法的に問題のあるファイル交換ネットワークから学生を遠ざけることを狙い、オンライン音楽サブスクリプションサービスの利用を促進したり、無料で提供したりする大学が増えている。スタンフォード大学は来週から、その仲間入りをする。

スタンフォード大学は、他校と異なり、学生が使うサブスクリプション料金を支払うことや、授業料で補うことはしないという。同校がパイロットプロジェクトとみなしている同プログラムの初年度の費用は、外部からの寄付で負担することになっている。

スタンフォード大学のプログラムでは、1年間の試験期間が終了すると、学生が支払う利用料は基本サービスが月額1.75ドル、ポータブルプレイヤーに対応した場合は月額4.75ドルになると、Weinsteinは述べた。

この部分を読んで、音楽配信サービスのヘビー・ユーザである大学生を取り込もうという、新手のトライアル・マーケティングの1つかと、下衆のかんぐりをしました。どうも今回のプロジェクトには、ビジネスベースの狙いはないようです。

スタンフォード大学はいくつかのサービスを比較してYahooを選んだが、学生の評判も一番良かったとWeinsteinは述べた。

匿名の寄付が、スタンフォード卒業生で、Yahooの共同創設者であるJerry YangとDavid Filoからではないかとすぐに取り沙汰された。しかし、Weinsteinは、寄付の使い道について、どの音楽サービスでも選択できたし、Yahooを利用するようにとの条件は付けられていなかったと述べた。

あくまでもヤフーの創設者が寄付をした可能性が高く、結果としてヤフーのサービスが選ばれただけということでしょう。基本的には、学生、スタンフォード大学、ヤフーの3者とも損はしないので、悪い話ではありません。

問題は、今回の試みには、どれくらいの不正サービスの利用を食い止める効果があるのかということです。確かに、1年間のトライアル期間中、学生はこれらのサービスを使わなくなるでしょう。しかし、トライアル期間終了後は、また使い始めるような感じもします。

それとも、1年間も1つのサービスを使い続けていれば、今さら別のサービスを利用することは面倒くさくなるので、月額1.75ドル程度は負担する気持ちになるのでしょうか?

今回の取り組みは、違法サービスに対する意識改革を目的としたものではありません。むしろ、有料サービスを使うことを習慣付けることを狙ったものだと考えられます。単なる説教よりは結果を重視する、米国的な発想に基づく解決策であることは、確かです。

さらに疑問に思ったのは、日本でも学生向けの無料配信サービスが導入される可能性についてです。違法サービスの利用問題という点では、日本でも状況は同じです。同種のサービスが導入されてもおかしくありません。例えば、大学生協あたりが何か考えているのでしょうか?

残念ながら、私には学生相手のビジネスに詳しい知り合いはいません。この手の話は、おそらく「生協の白石さん」あたりに、質問するのが適当なんでしょう。もし、このブログの読者の中に農工大関係者の関係者の方がいらっしゃれば(絶対いないと思うけど)、一言カードで聞いてもらえないでしょうか。


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