通信教材インストール済みの iPod を配布するマーケティング戦略
2005年10月19日
先日、動画も見れるようになった iPod が、意外な用途で使われていることを知りました。動画も利用できるようなうになれば、マーケットの拡大に拍車がかかる可能性もありそうです。 情報源は、『資格学校大手のLEC、ネット教育の専門会社――「iPod」で語学講座も』(2005年10月18日 日経産業新聞 27面)です。
資格学校大手の東京リーガルマインド(LEC、東京・千代田、反町勝夫社長)は、インターネットを利用した教育事業を拡大する。ネット用授業の企画を担当する専門会社をこのほど設立、ネット講座を拡充する。米アップルコンピュータの携帯音楽端末「iPod」を使った語学講座の配信も始める。今年度は約二億円のネット通信教育売上高を来年度に十億円に引き上げることを狙う。
iPodを利用した講座も拡充する。これまでiPod本体に行政書士などの講義内容を収録し、それを受講者に送ってきた。今月下旬から申し込み受付を始める「TOEIC」対策講座(受講料6万8000円)では、まず講義収録済みのiPodを配布。来年からは専用サイトに接続すればiPodに追加で音声講座を取り込めるようにする。
市販のCD教材を iPod に入れているユーザがいることは、知っていました。しかし、IPod の利用をビジネスモデルにまで組み込んだ通信教育会社があることまでは、全くの想定外です。 通信教材のデファクト・スタンダードになっているのであれば、iPod と iTunes のビジネスモデルの牙城を、日本メーカーが崩すのはなかなか難しそうです。
世界広しといえども、iPod が教育ビジネスで大々的に使われているのは、日本マーケットだけではないでしょうか? また、アップルCEOのスティーブ・ジョブズは、この話を知っているのでしょうか? こんな使い方は、邪道だと言ったりすると、面白いのですが...
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