コンバインドスポーツが人気と聞いて、当然アレもあるはずと予想したが..
2006年05月27日
複数のスポーツを掛け合わた新しいスポーツを、「コンバインドスポーツ」と呼びます。昔ならば邪道呼ばわりされたような、「スポーツのいいとこどり」の愛好者が増加中です。さらに、新種の競技スポーツとして協会を設立しようとする動きも見られます。新たなビジネス・チャンスになるのかもしれません。情報源は、『コンバインドスポーツ――スポーツ混ぜて楽しさ無限大』(2006年5月26日 日経流通新聞MJ 16面)です。
■ビリボー
ビリヤードで使う玉をキューを使いはじき出し、ボウリングのピンを倒す競技だ。レーンの長さからピンの大きさまですべてのサイズが通常のボウリングの大きさの6分の1。今年3月から本格営業を始めたスポーツフィールバー・ビリボー(東京・新宿)にはビリボーを目当てに月に4000―5000人の来店客がある。うち女性の割合が6―7割を占める。利用料金は1ゲーム1人300円。支配人の影山健二さんは「ツメが長くても、ヒールを履いていてもプレーできる点が魅力」と分析する。
ルールはボウリングと同じ。ボウリングの球を投げる代わりに、キューを使ってビリヤードの玉でピンを狙う。ビリヤードが上手な人のスコアが高くなる傾向があるものの、「ピンまで7メートルとビリヤードでは経験しない長さで戦うため、どんでん返しもしばしば」(影山さん)。初めてプレーする人でも100点を超え、平均のスコアは130―150点と通常のボウリングより多少高め。4人での対戦も可能。ビリボーを楽しむ岡崎直美さん(29)と今本亮さん(26)は「体力など男女間のハンディキャップがなくなるのがいい」と話す。
テレビの「SMAPXSMAP」でお馴染みの「ルーレットボーリング」は、片方がスポーツではないでの、コンバインドスポーツと呼ばれる資格はありません。
■スポレック
プラスチックのラケットとスポンジのボールを使って、バドミントンのコートで打ち合う競技で、ルールはテニスに近い。ただ、サーブは腰の高さより低い位置から打ち出さなくてはならなかったり、コートのサイズがテニスに比べて小さいため力加減が難しいことから、バレーボールや卓球などの要素も加わっているように見える。2001年からはスポレックの全国大会が開催されている。初回の参加者は約350人だったが徐々に増え、最近は500人近くにまで拡大しているという。
ダブルスとシングルスがあり、1セット7点で3セットを先に取れば勝利となる。道具だけを見るとゆったりとしたレクリエーションのような雰囲気だが、思いのほかプレーは激しい。力加減が難しく、ラケットに当てただけのボールでも宙高く舞い上がる場合などがあり、本物のバドミントン張りのスピードのあるスマッシュを打たれることも。
普通のテニスだと初心者などはこの時点であきらめてしまうが、スポンジボールを使っているためバウンドするとスピードが落ちる。そのため、「届くかもしれないと思い、体が勝手に反応してしまう」(糸魚川市スポレック協会の小杉正和事務局長)という。ラケットは一本1000円弱で売られており、バドミントン用のラインが引かれてある体育館であればどこでもプレー可能だ。
プラスチックのラケットとスポンジのボールの組み合わせは、行楽地でよく売っているオモチャを連想させます。あまり力が入らないと感じるのは、私だけでしょうか?
■キンボール
ボールの大きさは120センチメートル。1チームの人数は4人で、1つのコートに3チームが入り戦う珍しいスポーツだ。1つのチームがボールをヒットし、指名されたチームがレシーブをする。ボールを地面に落とさずレシーブに成功した場合は今度は成功したチームが相手を指名してヒットする側にまわり、失敗した場合には、失敗したチーム以外に点数が入るルールだ。レシーブ後は制限時間内にコート内を自由に動いてヒットの機会をうかがうというバレーボールとフットサルを掛け合わせた雰囲気を併せ持つスポーツだ。
用具はボールやゼッケンなどを合わせて約13万円で、体育館などの室内で行われる。コートの大きさは一辺が15―20メートル。ピンク、グレー、ブラックのゼッケンを付けた3チームがコートに入る。ヒット側は「オムニキン」というかけ声に続いて、レシーブするチームの色を指名し、ボールを打ち出す。レシーブ側はとにかく地面にボールが落ちる前に体に当てればいい。
ただ、戦略は複雑。どのチームをレシーブに指名するのか、どのようなフォーメーションで守るのかを考えなくてはならない。ヒットするときあえて空振りをして相手のタイミングを外すなどのフェイントも数多くあり、「やればやるほど驚くプレーが出てくる」(長野県キンボール連盟の東信治理事長)という。
なぜキンボールと呼ばれるのかと思って、日本キンボール連盟のHPを見ると、「キンボールの「キン」は、英語の「キネスシス (kinesthesis)」の略で「運動感覚」の意味」とありました。名前からして本格的な歴史のあるスポーツのようです。キワモノ扱いはできません。
ところで、絶対にあるはずだと予想していたのになかったのが、「ビリヤード+カーリング」のビーリング(カリヤード?)です。そもそもカーリングは氷上のビリヤードと言われることも多いので、当然あるものだと思っていました。今回の記事にはならなかっただけで、それらしきことをやっている人は絶対にいると思うのですが。。。
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