グーグルには逆らえない時代では、広告キーワードにも工夫が必要
2006年12月31日
このサイトのグーグルのAdSense広告の表示が、ここ数日「シティズ公式サイト」に固定されています。中身はアイフルグループの中小事業者向けのビジネスローンです。毎回コンテンツに応じて広告内容が変化することを期待していたので、1社の広告に固定されることはあまり面白くありません。
しかし、今月のAdSenseからの報酬はかつてない勢いで伸びを見せています。噂されるように金融関係の広告は、クリック単価が高いせいでしょうか? そう考えると、見栄えは悪いものの報酬金額の高い広告に固定されることは、まんざら悪いわけではないようです。
いずれにせよ、このサイトの報酬額はたかがしれているもので、私以外の人間には興味のない話でしょう。しかし、世の中にはグーグルの検索広告を利用して、2年前は失業手当で暮らしていた人間が億万長者になった米国での事例もあります(Googleの検索連動広告を舞台に、さや稼ぎをする人々)。こうしたさや取り業者を締め出すべく、グーグルの方もあの手この手で運用方法を変更しているようです。
グーグルが人為的に手を加えることにより、本来ならば検索結果の上位に表示されるはずのサイトが、検索結果からか出てこなくなる現象を、「グーグル八分」と呼びます。今やネット上で様々な議論を呼んでいる「グーグル八分」に関しては、それだけで一冊の本『グーグル八分とは何か』が生まれるほど、注目度も高まっています。
そんな悲喜こもごものグーグルの検索結果ですが、偶然ですがこんな面白い経験をした人もいます。「幸福」というキーワード検索したら、コーヒーの広告が出てきたそうです(洒落たキーワード広告:「幸福」から何を連想する?)。
「幸福」を探していた人が、とりあえずコーヒーを一杯飲んで「ささやかな幸福感」を手にいれようという気になるかもしれません。これ以外にも、意表をついた検索連動広告がないかと思って、しばしグーグルと格闘してみました。
まずは、「幸福」の反対の「不幸」です。
「不幸」から「幸福」になる方法を指南する広告が表示されます。「絶望」で検索しても、同様な結果となりました。
最大の不幸である「死」では、こうなります。
遺灰からダイヤモンドを作るのはブームなのでしょうか?
次は「愛」です。
出会い系サイトを利用して、簡単に「愛」を見つける方法がわかります。
「感謝」ではこうなります。
宗教系の広告ではなく、マネジメントの広告が出ました。若者が3年で会社を辞めるの時代には、経営者たるもの、感謝の気持ちが大事なのでしょう。
それでは、経営者として「尊敬」されるには、どうしたらいいかと考えて、「尊敬」で検索すると。
出てきたのは、求人広告でした。金銭や安定ではなく、他人からの賞賛を求めるために、人は転職すると考えたのでしょう。マズローの欲求段階説では、4番目の「自我欲求」に当てはまる転職理由です。
なお、「愛情」と「親切」で検索しても、広告は出力されませんでした。ユニークなキーワードで広告を出したい会社には、狙い目かもしれません。
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