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春なので睡眠を巡る話題あれこれ 睡眠改善薬、変わり種目覚まし時計など

2007年03月26日

「春眠暁を覚えず」の季節柄、このところ睡眠にまつわる記事をよく読みます。ビジネスマンの中でも、休日にまとめて眠ることでウィークデーでの睡眠不足を補う、いわゆる「寝だめ」をしている人も多いのではないでしょうか。そうした「寝だめ」が逆に、不眠や時として鬱病の原因となる危険性が高い、といった研究結果が発表されました。 情報源は、寝だめ「不眠」「うつ」のリスク高めるです。

休みの日にウダウダ寝る人ほど、「不眠」や「抑うつ」を訴える割合の高いことが、久留米大の内村直尚・助教授(精神神経学)の調査で分かったのだ。

勤労者9000人を対象にした調査によると、休日に遅くまで寝る人で不眠を自覚する割合は、2時間未満の寝坊で25.9%なのに対して、2~3時間で29.4%、3時間以上で33.3%と、長く寝だめする人ほど不眠の割合が増える。

抑うつ経験も、2時間未満で4.3%、2~3時間5.2%、3時間以上6.2%となった。休みだからと昼近くまでダラダラ寝ていると、不眠でうつになるリスクが高まる、というわけ。

内村助教授は「時間が不規則だと熟睡感が得られない。良い睡眠のためには、できるだけいつも同じ時間に起きることが重要です」と言う。

朝寝坊はせいぜい1、2時間まで。いつも7時前に起きているサラリーマンなら、頑張って9時までに起きた方がよさそうだ。

「寝だめがダメ」となれば、やはり毎日平均して十分な睡眠をとるしかありません。しかし、眠ろうとしても眠れない「不眠症」という現代病で悩む人も、増えつつあるようです。そうした不眠に悩む人のニーズに応え、大ヒット商品となったのが睡眠改善薬「ドリエル」です。

睡眠改善薬の人気の理由は、睡眠薬とは異なり医師の処方箋がなくても買える手軽さにあります。今年に入って相次ぐ新製品の投入により、睡眠改善薬市場がさらに拡大することが見込まれています。 情報源は、『睡眠改善薬の「効き目」』(週刊AERA 2007年4月2日号 44~45ページ)です。

特に今年は睡眠改善薬を使う人が激増するかもしれない。

というのも、これまで市販の睡眠改善薬は03年に発売された「ドリエル」(エスエス製薬)しかなかったが、今年の3月に「ナイトール」(グラクソ・スミスクライン)と「ネオデイ」(大正製薬)、そしてソフトカプセル型の「ドリエルEX」と、立て続けに登場。さらに資生堂薬品や小林製薬も発売の準備を進めている。

睡眠改善薬市場で先行した「ドリエル」の驚異的な売れ行きは、発売元のエスエス製薬にとっても予想外でした。同社広報部の久保田幸伸次長は、次のようにコメントしています。

「初年度の売り上げ目標は6億円でしたが、1ヶ月で達成しました。結局、年間22億円。10億円を超えれば大ヒットと言われる大衆薬市場の中で、大きなインパクトでした」

気になるのは、睡眠改善薬の効き目です。睡眠改善薬の成分は抗ヒスタミンの一種の塩酸ジフェンドラミンで、トリアゾラム(商品名ハルシオン)を成分とする睡眠薬と比べれば、人体への影響も軽微です。風邪薬や咳止め薬を飲むと眠くなってしまうのは、これらに含まれている塩酸ジフェンドラミンが原因です。

簡単に言えば、風邪薬に含まれる塩酸ジフェンドラミンの量を3倍にしたのが睡眠改善薬となります。

「量が増えても結局は抗ヒスタミン剤。はたして効果があるのか」(都内の調剤薬局の薬剤師)

というように懐疑的な意見もあるが、各製薬会社の試験では、不眠の症状を示す人の約8~9割に効果があったとされている。


続いては、不眠症の心配とは無縁で、朝なかなか起きられない健康的な人のための商品です。『フライングアラームクロック』は、その名の通り「空飛ぶ目覚まし時計」で、こんな仕組みになっています。情報源は、『VIVA! 家電 フライングアラームクロック』(2007年3月24日 日本経済新聞 日経プラスワン 17面)です。

アラームをセットした時間になると、かなり気にさわる「緊急サイレン」音とともに、プロペラが回転して上空に飛んでいく。

フライングアラームクロック

そしてここからが、この目覚ましの面目躍如。飛んでいったプロペラを探し出し、時計の上にもう一度セットしないことには、どうやってもサイレンが止まらない。アラームスイッチはあるが、それをオフにしてもだめ。いっそ電池を抜こうとしても、電池ボックスはネジで固定されている。

仕方がないので、あたふたプロペラを探したり、セットしたりするうち、すっかり目が覚めるという仕掛けだ。【価格: 3,980円(税込み)】

かなり強引な起こし方ですが、効果はありそうです。どの程度の距離プロペラが飛ぶのかはよく分かりませんが、部屋がきれいに片付いていないと、見つからなくなってしまうのでは、という心配があります。

さらに強引な起こされ方が好きな人には、JR東日本が乗務員用に使っている『おこし太郎』がいいでしょう。100%確実に目覚めること請け合いです。(直販環境が整った今こそ、法人向け商品を一般消費者にマーケティングすべき)。

もっとエレガントに起きたいという方にお奨めなのが、同じ目覚まし時計でも腕時計型の『SLEEPTRACKER』です。

スリープトラッカー 睡眠のサイクルを測定し、眠りが浅い時にアラームを鳴らしてくれるので、スッキリ目覚められるというのが売り文句です。 寝起きスッキリのハイテク腕時計とは?を読むと、寝る前の設定がかなり面倒にも思えます。
アラームをセッティングが複雑なので、眠気が吹き飛んでしまうのではないでしょうか?

その他、医薬品以外の睡眠関係の決定版と言えば、『グッスミン』でしょう。(テレビポータルサービスの「acTVila(アクトビラ)」はぐっとこないネーミング)。

グッスミン 「酢が入っていてよく眠れる」というセールスポイントを、見事にわずか3音節で表現している。ずいぶんと欲張ったネーミングです。
トマト酢とグァバジュースが主原料の飲料。「だからよく眠れる」とは、広告でははっきり言えないらしい。だから、眠気を感じさせるヴィジュアルを添えて、ネーミングでずばり、「グッスミン」ときたわけだ。まさにネーミングならではの裏技。ニクイ伝達方法である。



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