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経営体制を刷新したライブドアがエイプリルフール・ネタで復活する日は来るか

2007年04月04日

昨日、ライブドアが持ち株会社ライブドアホールディングスに移行し、持ち株会社傘下に新たにインターネットサービス事業会社としてのライブドアをぶら下げる、組織変更が発表されました。負のイメージがある中で、あえてライブドアという名前を、持ち株会社、事業会社ともに引き継ぐという決断です。旧ライブドアの社員が社名に自信と愛着を持っていることの表れ、と解釈すべきでしょう。情報源は、ライブドア、持ち株会社化で経営体制を刷新です。

ライブドアは4月2日、持ち株会社ライブドアホールディングス(ひら)を中心とした経営体制に移行した。代表取締役社長には、旧ライブドア代表取締役社長の平松庚三(こうぞう)氏が就く。

傘下には、従来のメディア事業とネットワーク事業を統合して株式会社化した“新生”ライブドアをはじめ、カタログ通販のセシールや会計を中心とした業務ソフト開発・販売の弥生、リナックスOSの開発・販売のターボリナックスなど12の事業会社(海外の3社を含む)を置く。

機能的には、ライブドアHがコーポレートガバナンスとコンプライアンスの観点からグループ全体を管理し、事業会社はそれぞれの特化したフィールドにおけるビジネスに集中する。とりわけ、従来から強みを持つブログを軸にしたCGM領域のビジネスをより一層推進し、Web2.0時代のリーディングカンパニーを目指す。また、ネットワーク事業を礎にした法人事業の強化も図る。

「引き続きコーポレートガバナンス、コンプライアンスを強化すること」「事業の再生に特化し、グループとしての付加価値を最大限にすること」―― 会社分割により経営体制を改めた大きな目的として、平松氏はこの2つを挙げた。

新生ライブドアを率いていくのは、記者会見で平松ライブドアH社長と共に壇上に姿を表した3名です。情報源は、グーグル、アマゾンと同じ(!?) 蘇生を試みるライブドアの姿です。

ライブドアH上級執行役員経営企画管理部長の落合紀貴氏、ライブドア代表取締役社長の出澤剛(いでざわ・たけし)氏、同代表取締役副社長の照井知基氏である。

プロフィールによると、3人はそれぞれ1974、1973、1972年生まれ。旧ライブドアの元代表取締役社長、堀江貴文氏(1972年生まれ)と同世代だ。3人とも旧ライブドア出身で、堀江氏が社長時代に執行役員(それぞれ経営企画管理部長、メディア事業部長、ネットワーク事業部長)に就任している。

出澤氏と照井氏は旧オン・ザ・エッジ時代からの生え抜きである。持ち株会社化で生まれ変わりを強くアピールする「ライブドア」だが、インターネット事業を中核に据えて原点回帰を模索する、新しいライブドア自身の経営の実務は、多少なりとも有能な若手に「戻された」という印象を受けた。

さて若返ったライブドアが目指す原点とは、いったいどの時点になるのでしょうか? 社内体制はともかくも、外部から見て最も勢いがあったのは、今から2年ほど前の今頃ではないでしょうか? 頂点にあった2005年4月1日のライブドアのサイトには、こんなニュースが登場しました。

ドアスポ2005年4月1日

この年のエイプリルフールのネタとしては、「もじら組、ライブマドに買収される」など、当時のライブドアの勢いを彷彿とさせるものもあります。ライブドアがポータルサイトの目標としていたヤフーは、「実録 サービスを支えるスタッフたち」というページを作りました。

今年のヤフーは、動画ニュースにバージョンアップしています。

サザン桑田に容疑発覚! 「サザン桑田に容疑発覚! ビクタースタジオに立ち入り捜査へ!?」
4月1日0時配信

【音声あり】300k | 500k | 1M
(WMP 46秒 単位:bps)
※本日は4月1日です


一方のライブドアは、堀江貴文元社長がeiga.comのパロディ版に登場するくらいです。

eiga.com 2007年4月1日

保釈金5億円の超大作
「映画ホリえもん/刑期がのび太のどこでもライブドア」
・同時上映「それでもボクはやってない」

ライブドアが自分のサイトでエイプリルフールのジョークを出せないのも、いまだ同社が法人としての多くの訴訟を抱える事情を考えれば当然でしょう。

今回ライブドアが持ち株会社と事業会社の階層構造にした目的は、前者がコーポレートガバナンスとコンプライアンスを担当し、後者がネット事業会社として専念できる体制に移行することにあります。事業会社ライブアが新しいネットサービスを提供できるようになるためには、技術開発力に磨きをかけるだけでなく、ネット企業特有の遊び心を取り戻すことも必要でしょう。

この際、訴訟関係の難題の解決は持ち株会社に任せて、事業会社にある程度の遊びを許すというのは不謹慎な発想でしょうか? そうして、来年のエイプリルフールでのライブドアの派手な復活を期待するのは ...... ライブドア株で大損した人たちにとっては、所詮無理な注文なのでしょうね。


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